2017年3月、栃木県那須町で登山講習中の県立大田原高山岳部員ら8人が死亡した雪崩事故から2年となり、県教育委員会などが27日、現場近くの公共施設で追悼式を開き、犠牲を悼むとともに、再発防止を誓った。再発防止策を巡る意見の隔たりから、遺族の参加は亡くなった8人のうち、2人の家族にとどまった。

 式では遺族や県内の高校山岳部の生徒らが献花。大田原高2年で、山岳部の迫田直哉部長(17)は「入学直前、山岳部への入部を考えていた際に起きた事故に体が震えた。人の命の尊さを意識し、悲劇を繰り返さないよう、安全に徹した登山を続けたい」と決意を示した。