瀬戸内海汽船(広島市)は3日、広島市と広島県呉市、松山市を結ぶ定期航路に就航する新型フェリーの進水式を呉市の神田造船所で開いた。昨年の西日本豪雨では陸路が寸断される中、貴重な交通手段として活躍し、災害時のライフラインとしても期待される。

 新しいフェリーは海の散歩道を意味する「SEA PASEO(シーパセオ)」と命名された。進水式では地元住民らが見守る中、船をつなぐロープが切られると、水しぶきを上げて瀬戸内海に繰り出していった。

 新型フェリーは3階建てで980トン。2階の客室には大型の窓を設置し、瀬戸内の風景を楽しめる設計となっている。