兵庫県尼崎市立尼崎高男子バレーボール部でコーチの男性臨時講師(28)が体罰を加え、顔を平手打ちされた部員が左耳の鼓膜損傷などのけがをしていたことが15日、市教育委員会への取材で分かった。市教委は9日に「けがはなかった」と発表、学校側が隠蔽して報告した可能性もあるとみて経緯を調べている。

 市教委によると、体罰は4月29日にあり、今月7日に匿名の電話があって学校が事態を把握。部員は病院で鼓膜損傷などの診断を受け、監督の男性教諭に伝えた。学校は市教委に「けがはない」と報告。

 9日の発表後、外部から市教委に「診断書がある」と指摘があり、学校が事実を認めたという。