台風19号により犠牲となった12都県の76人(16日午後時点)のうち、半数超の47人は浸水や洪水といった水害で死亡したとみられることが、共同通信の集計で16日、分かった。土砂崩れによる死者も11人に上る。台風19号による広範囲の暴風雨が、地形などにより複合的な被害をもたらしたことが浮き彫りになった。死亡状況が依然不明の犠牲者もおり、今後の防災のため詳細な検証が不可欠だ。

 12都県の災害対策本部や警察などへの聞き取りと、犠牲者の自宅や発見現場での取材を通じ現段階で可能性が高いとみられる死因を分析した。死者が26人と最多の福島県では、20人が水害で死亡した。