【ソウル共同】親が育てられない乳幼児を匿名でも受け入れる施設「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する慈恵病院(熊本市)の幹部が31日、ソウルにある未婚の妊婦と母子を対象にした保護施設「愛蘭院」を視察した。

 慈恵病院は生活が困窮し、出産の迫る妊婦のための一時保護施設を院内に設置する方針で、韓国の先進事例を参考にする狙いがある。視察では愛蘭院の姜英実院長が、慈恵病院の蓮田健副院長らに施設概要を説明した。

 姜院長は出産後も4、5年の間、母親に職業教育や養育支援をし、中高の卒業資格も取れることなどを紹介し「確実に社会的自立につなげられる」と話した。