天皇、皇后両陛下は3日、東京・六本木の政策研究大学院大学を訪れ、国際シンポジウム「水の遺跡から地域の発展を考える」を聴講された。天皇陛下は水に関する問題の研究をライフワークにしており、即位後に水に関連した活動に取り組むのは初めて。

 シンポは国連地域開発センターなどが主催し、カンボジアの文化芸術相がアンコールワット遺跡群の治水システムなどについて講演した。米国やオランダ、インドなどの専門家も人と水の歴史的な関係について報告し、両陛下はうなずきながら熱心に聞き入っていた。

 同大学の田中明彦学長によると、聴講を終えた陛下は「興味深い報告だった」と話したという。