元号「平成」の選定過程を巡り、政府が最終候補に残った他の元号案や、平成を含む考案者の名前を非開示としたことが29日、共同通信の情報公開請求に基づいて開示された公文書で分かった。1989年1月の平成決定時から30年以上がたち、「令和」に改元された後も個人情報秘匿の観点から、主要部分は全面黒塗りとされた。

 内閣府は非開示理由について、考案者や候補名が一部でも明らかになれば「臆測に基づく取材や誹謗中傷を受けるなど個人の権利利益を害する恐れがある」と説明した。