30日午後8時半ごろ、鹿児島県屋久島の西約650キロにある東シナ海の公海上で、海上自衛隊の護衛艦「しまかぜ」が中国籍の漁船と衝突した。海自などによると、漁船には乗員13人がいたが、死者や行方不明者はいない。護衛艦、漁船とも現場海域に停泊しており、海上保安庁や防衛省が詳しい経緯を調べている。

 防衛省によると、しまかぜは29日午前に佐世保基地(長崎県)を出港し、警戒監視の任務中だった。衝突により、左舷側の水面上約5メートルの部分を損傷した。

 防衛省は「海保の捜査に協力する」とする一方、独自に原因究明も進める。漁船が挑発的な行動をしたという情報はない。