関西電力が東日本大震災後の赤字でカットした役員報酬の一部や、福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から金品を受領した元副社長の税負担分を補填した問題で、市民団体「関電の原発マネー不正還流を告発する会」は1日、八木誠前会長らに対する会社法違反(特別背任)や業務上横領の容疑で15日、大阪地検に告発状を提出すると明らかにした。告発する会のホームページで告発人の募集を始めた。

 関電によると、赤字でカットした18人分の役員報酬のうち、約2億6千万円を退任後の2016年7月から19年10月にかけて補填。15年に当時の森詳介会長、社長だった八木氏が決めた。