奈良県橿原市で2013年に市立中1年の女子生徒=当時(13)=が自殺したのは同級生によるいじめが原因だったとして、遺族が市や当時の同級生に計約9700万円の損害賠償を求めた訴訟は、15年9月の提訴から5年余りの20日、奈良地裁で結審した。判決は来年3月23日。

 この日の弁論で母親(51)が意見陳述。担任教諭が生徒の異変に気付きながら連絡、相談しなかったなどとして「学校は、救える命を救わなかった責任を重く受け止めてほしい」と、声を震わせながら訴えた。

 訴状によると、生徒は同級生から仲間外れなどを受け13年3月に自宅近くのマンションから飛び降りたとしている。