拉致問題担当相を兼務する加藤勝信官房長官が21日、北朝鮮に拉致された可能性が否定できない特定失踪者の家族らと官邸で面会した。加藤氏は「(日本政府による拉致被害者との)認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向け、あらゆるチャンスを逃すことなく全力で取り組みたい」と述べた。

 面会したのは、新潟県佐渡市で1974年に行方不明になった大沢孝司さん=失踪当時(27)=ら特定失踪者7人の家族や支援者の計9人。

 大沢さんの兄で「特定失踪者家族会」の前会長昭一さん(84)は「綿密な計画と行動で、北朝鮮の岩盤を破壊してほしい」と訴えた。