沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局の船2隻が6日午後1時15分ごろ、領海外に退去した。船は領海内に約8時間半滞在した。第11管区海上保安本部(那覇)によると、中国で海警局の武器使用を認める海警法が1日に施行されて初めての領海侵入となったが、武器使用は確認されなかった。

 日本政府は6日、許されない行為だとして中国政府に抗議した。

 海警局船2隻は6日午前4時45分ごろから、尖閣諸島の南小島の南方から侵入。航行していた日本漁船2隻に接近しようとする動きを見せた。海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保するとともに、領海から退去するよう要求した。