戦後初の国産旅客機「YS11」のうち航空自衛隊の飛行点検隊が運用する機体「YS11FC」が17日、埼玉県の入間基地でラストフライトに臨んだ。この部隊は全国の陸海空3自衛隊の飛行場にある無線設備や管制施設に異常がないか確認するのが任務で、自衛隊唯一の存在。後継のU680Aが昨年12月から任務に就いたため、引退することになった。

 17日午前9時半、晴天の入間基地を離陸した白地に赤い帯が入ったYS11FCは約1時間にわたり周辺を飛行。着陸後、機長が「無事終了しました」と報告し、点検隊の司令が「有終の美を飾る見事なフライトだった」とねぎらった。