太平洋戦争末期の沖縄戦に動員された女子学徒隊の被害を伝える「ひめゆり平和祈念資料館」(沖縄県糸満市)は11日、若い世代への発信を強化したリニューアルオープンを前に、元学徒らに館内を公開した。元学徒からは「戦争の恐ろしさ、命の大事さを知ってほしい」との声が上がった。一般公開は12日から。

 新展示は生存者の減少を背景に「戦争からさらに遠くなった世代へ」をテーマとした。薄暗い壕内で負傷兵の手術を手伝う場面や学徒の持ち物、任務の内容などを多くのイラストで紹介。動員前の明るい学校生活の様子が伝わる写真も取り入れた。