福島県いわき市の化学品メーカー、堺化学工業湯本工場で11日朝に起きた爆発火災は31日午前10時45分ごろ鎮火した。いわき市消防本部が発表した。工場で製造していた亜鉛粉末は水による消火作業ができないため温度低下に時間がかかり、鎮火まで20日間を要した。

 いわき市などによると、爆発火災は11日午前7時40分ごろ起き、作業員4人が重軽傷を負った。同日昼には鎮圧状態となったが、高温の亜鉛が残っていたため鎮火は確認されていなかった。31日午前9時の時点で亜鉛は86.5度まで低下した。

 亜鉛は水や空気に触れると発火する恐れがあり、砂をかぶせて温度が下がるのを待った。