新型コロナウイルスの感染拡大を理由に挙式の中止を決めた夫婦が26日、請求された費用について「不可抗力で支払う必要はない」として、式場の運営会社に申込金の返還を求め東京地裁に提訴した。会社側も夫婦に賠償を求める訴訟を起こしており、対立している。

 訴状によると、夫婦は関東地方に住む30代男性と20代女性。昨年2月、東京・銀座で同6月に結婚式と披露宴を挙げる契約を会社側と結んだ。見積額は申込金20万円を含む約230万円だった。

 夫婦側は、たとえ宣言期間外でも、当時は各地から招待客を呼んだり、披露宴で会食は困難で「社会通念上、挙式は不可能だった」と訴えている。