山口県警光署で2016年に発覚した署員の業務上横領事件に関連し、無関係なのに取り調べを受けたほか、上司から辞職を強要される嫌がらせを受けたとして、県警の警察官の40代男性が県に500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、山口地裁(山口格之裁判長)は8日、一部請求を認め、80万円の賠償を命じた。

 訴状によると、男性は16年10月〜17年3月、光署や県警本部の幹部らに業務を制限され「人生をリセットせい」と辞職願や降格願の提出を求められ、妻との離婚も促されたことで自律神経失調症を発症したとしている。

 県側は、職務上必要な対応で適正だったと請求棄却を求めていた。