みずほ銀行で上司に対する顧客の苦情を本人に伝えたのをきっかけに約5年間の自宅待機を命じられ、懲戒解雇されたのは不当だとして、関西地方に住む男性(52)が9日、同行に解雇無効と慰謝料、これまでの未払い賃金や今後1年分の賃金など計約4300万円を求める訴訟を東京地裁に起こした。長期の自宅待機は「パワーハラスメントに当たる」と主張している。

 男性と代理人弁護士が都内で記者会見し明らかにした。みずほ銀は取材に「訴状を確認した上で対応方針を検討する」とコメントした。男性は会見で「突然『明日から来なくていい。辞めてくれ』と言われ納得のいく説明もなかった」と憤った。