名古屋出入国在留管理局の施設に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(33)が死亡した問題で、遺族とその弁護団が5日、参院議員会館で記者会見した。国を提訴する前の証拠保全手続きで、生前のウィシュマさんの様子を収めた監視カメラ映像を閲覧した指宿昭一弁護士は「呼び掛けに反応がないのに救急車を呼ばなかった。怒りを感じた」と振り返った。

 弁護団は国家賠償を求めた訴訟を起こす方針も明らかにした。弁護団によると、7月に遺族が証拠保全を名古屋地裁に申し立て、9月に認められた。今月1日、同地裁で映像の一部を視聴した。