14歳だった養女に対する監護者性交の罪に問われ、一審の無罪判決が破棄された男(40)の差し戻し控訴審判決で、福岡高裁(根本渉裁判長)は29日、有罪と認め懲役7年とした差し戻し後の福岡地裁判決を支持し、被告側控訴を棄却した。養女の被害証言の信用性が争われ、高裁は信用できると判断した。

 差し戻し後の地裁判決は今年6月、養女の被害申告を受けた児童相談所のやりとりの録音などを根拠に、証言の信用性を認定。高裁も29日「他者によってゆがめられたり、不合理に変遷したりしておらず、作為的でもない」とし、核心部分は一貫していると指摘した。