名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の施設に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、遺族の妹が9日、管理局の当時の局長など幹部ら数人に対する殺人容疑の告訴状を名古屋地検に提出した。入管側がウィシュマさんに適切な医療を提供せず「死んでも構わない」との未必の故意があったと主張している。

 妹のポールニマさん(27)は告訴状提出後、取材に応じ、適切な医療が提供されなかったとして「職員に大きな責任があります」と訴えた。

 告訴の対象は当時の局長や次長、死亡当日の看守責任者ら。管理局は「お答えする立場にない」としている。