生活保護の基準額引き下げは生存権を侵害し違憲だとして、金沢市の受給者ら4人が国と市に処分の取り消しと1人25万円の損害賠償を求めた訴訟で、金沢地裁(山門優裁判長)が25日に判決を言い渡す。「健康で文化的な最低限度の生活」を営む権利を保障する憲法25条に違反すると判断するかどうかが最大の焦点となる。

 原告側によると、29都道府県で起こされた同種訴訟で6件目の判決。大阪地裁が2月、「引き下げは裁量権の逸脱や乱用があり、違法」として処分を取り消した。一方で札幌、名古屋、京都、福岡の4地裁は原告側が敗訴している。