広告大手電通の新入社員高橋まつりさん=当時(24)=が長時間労働やパワーハラスメントに苦しんだ末、自殺してから25日で6年となり、母幸美さん(58)が手記を公表した。若者や働く女性の自殺が増加しているとして「国は自殺防止、過労死などの撲滅に取り組んでほしい」と訴えた。

 2020年度、精神障害による労災認定は608件で、2年連続で過去最多を更新。幸美さんにもSNSを通じ「会社でパワハラやサービス残業があってつらい、死にたい」といった相談が寄せられる。「悩んでいる人はどうかSOSを出して。娘のようにぎりぎりまで頑張らないでほしい」と呼び掛けた。