名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の施設に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、名古屋地検は、殺人容疑で告訴されていた当時の入管幹部らを嫌疑なしで不起訴処分にした。17日、遺族側に伝えた。捜査の結果、刑事責任を問うのは難しいと判断したとみられる。

 妹のポールニマさんが昨年11月、当時の局長や次長、死亡当日の看守責任者らに対する告訴状を地検に提出。地検は受理し、職員への聴取や任意提出された関連資料の分析など捜査を進めていた。