1979年に鹿児島県大崎町で男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、原口アヤ子さん(95)の再審請求即時抗告審を巡り、福岡高裁宮崎支部(矢数昌雄裁判長)と弁護団の協議が19日開かれ、早ければ9月中に初の審理を行い、弁護団が即時抗告の理由を説明する方針を確認した。弁護団が宮崎市内の会見で明らかにした。

 第4次再審請求に対し、鹿児島地裁は6月の決定で「新証拠は無罪を言い渡すべき明らかな証拠には当たらない」と棄却。弁護側が不服として即時抗告していた。

 この日は検察側の都合がつかず3者協議を開けなかったが、原口さんの年齢を考慮し裁判所と弁護団で協議を先行実施した。