北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU 1(カズワン)」の運航会社が、ほぼ同じ仕様の別の船でエンジンを2基から1基に減らし定員を増やすなどした改造について、国土交通省北海道運輸局への報告を約8年間怠っていたことが23日、共同通信が情報公開請求し、開示された資料で分かった。

 「知床遊覧船」(桂田精一社長)の法令順守や船舶管理のずさんさが改めて浮き彫りになった。

 知床遊覧船を巡っては、カズワンとカズスリーで20年7月〜21年6月に座礁や別の船との衝突など3回の事故を起こし、運輸局が特別監査していたことが判明。国交省は今年6月、事業許可を取り消した。