太平洋戦争終戦直後に日本統治下の南樺太・真岡(現ロシア極東サハリン州ホルムスク)で、旧ソ連軍の侵攻を受け集団自決した真岡郵便局の日本人女性電話交換手9人を追悼する式典が20日、北海道稚内市で開かれた。南樺太の元住民や日本郵便の関係者ら約70人が参列。工藤広市長が式辞した後、黙とうし、遺影に献花した。

 9人は17〜24歳で、1945年8月20日に身の危険を感じ、他の郵便局への交信で「これが最後です。さようなら、さようなら」との言葉を残し、郵便局内で服毒自殺した。南樺太に近い稚内市では、63年に慰霊碑が造られて以降、追悼式典が毎年8月20日に開かれている。