「全国被災地語り部シンポジウム」が4日、宮城県南三陸町のホテルで開かれ、東日本大震災や阪神大震災の経験を伝える語り部らが、次世代への伝承に向けて話し合った。

 東日本大震災当時は消防士で、妻を亡くした宮城県気仙沼市の佐藤誠悦さん(70)は、語り部の高齢化を課題に挙げた。「インターネット配信を利用して体験を若い人や世界に発信していきたい」と意気込みを語った。

 阪神大震災を機に情報発信を続けるエフエムわいわい(神戸市)の金千秋代表理事は「当時のにおいや雰囲気といったリアルな体験を次世代が感じ取るためには、語り部が重要だ」と話した。