SMBC日興証券の相場操縦事件で、証券取引等監視委員会は28日、金融商品取引法に基づき同社を行政処分するよう金融庁に勧告した。一連の不正取引を認定し、同社の売買審査態勢などに問題があったと認定した。また、同じグループの三井住友銀行との間で、規制に反して顧客情報をやりとりしていたとしている。

 金融庁は勧告を受け、SMBC日興に対し、一部業務停止命令や業務改善命令を出す方向で調整している。

 事件では、元副社長執行役員(60)ら当時の幹部6人と法人としての同社が起訴された。東京地検特捜部は組織ぐるみで違法行為を繰り返したとみている。