アイヌ語を学ぶ人たちによる弁論大会「イタカンロー」が3日、北海道千歳市で開かれた。道内や東京、京都などから集まった20人が民族衣装姿でカムイユカラ(神謡)や子守歌を歌ったり、キムンカムイ(山の神)と呼ばれるヒグマをテーマに児童劇を演じたりして、日ごろの成果を披露した。

 イタカンローはアイヌ語で「話そう」という意味。大会は26回目で、審査は「子どもの部」のほか「口承文芸」と「弁論」の各部門で行われた。ロシアのウクライナ侵攻を受け、シベリアに抑留された父親の体験を語り「戦争は本当につらい」と訴えた参加者もいた。