堺市東区の集合住宅で8月に母子2人が刺殺された事件で、大阪府警は19日、殺人容疑で国際手配したブラジル国籍の夫バルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(33)の潜伏先とみられるブラジルに向けて捜査員を派遣した。

 19日午後、捜査員3人が関西空港から航空機に乗った。成田空港で警察庁の職員と合流。日本とブラジルとの間では犯罪人引渡条約が結ばれていないため、同国に到着後、代理処罰の要請も視野に事件の概要や捜査状況を現地の捜査当局に説明する。

 バルボサ容疑者は8月20〜21日ごろ、堺市の自宅で妻荒牧愛美さん(29)と長女リリィちゃん(3)を殺害した疑いがある。