東日本、中日本、西日本、本州四国連絡の高速道路4社は5日、年末年始期間(2022年12月28日〜23年1月4日)の交通状況をまとめ、発表した。全国の主な区間の平均交通量は21年度と同じ1日当たり3万5200台で、新型コロナウイルス禍前の19年度比90%だった。10キロ以上の渋滞は124回発生し、19年度比61%、21年度比64%と減少した。

 西日本高速道路の担当者は「例年1月2〜3日に利用が集中するが、今年は降雪が予想されていたため交通量が少なかった」とし、各地で進む4車線化などの対策工事も渋滞緩和に役立ったとみている。