政府は14日、最高速度が時速20キロ以下の電動キックボードを対象とする新たな交通ルールの適用を7月1日から始めると正式に決定した。改正道交法の施行日を定めた政令などを閣議決定した。新制度では運転免許が不要で、原則として車道や自転車専用通行帯を走行し、自転車と同様の扱いとなる。
現行法では原動機付き自転車に分類され、国の実証実験として各地で行われている貸し出し事業で特例措置が認められているが、7月以降は特例措置が終了し、新ルールに統一される。
関係省庁やシェアリング事業者などでつくる官民協議会は14日、新ルールを周知するためのガイドラインを公表した。