能登半島地震の被災地で、自衛隊は給水や入浴、給食の支援を中心に活動を続けている。現地では断水が長引き、発生から1月31日までの速報値で、給水したのは約3500トン、入浴支援は約12万600人が利用した。給食は約9万1500食を提供した。

 防衛省統合幕僚監部によると、給水や入浴支援の利用者は高止まりしている。直近の1月31日に給水活動は石川県珠洲市、輪島市、穴水町、能登町の計76カ所(巡回を含む)で実施し、計約98トンの水を提供した。入浴支援は、七尾市と志賀町を加えた6自治体の計18カ所で、計約6千人が利用した。

 防衛省は1月2日に陸海空3自衛隊の統合任務部隊(JTF)を編成。被災地では多い時期で隊員約7千人、航空機約50機、艦艇約10隻が活動した。1月31日までに約千人の救助に当たり、車両約2300台分の支援物資を輸送。孤立集落や避難所で住民のニーズを聞き取り、物資を届ける活動は3千件以上に対応した。