太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)で11日、日米合同の慰霊式が営まれた。22回目で、日本側の遺族でつくる硫黄島協会の寺本鉄朗会長や、在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍のジェームズ・ビアマン司令官らが参列。日米で計約2万9千人の戦没者を追悼し、両国の友情と平和を誓い合った。

 慰霊式で寺本会長は「私たちには悲惨な戦いの記憶を後世に語り継ぐ責任と義務がある」と訴えた。ビアマン司令官は「両国の最も屈強で優秀な若き戦士の犠牲を決して忘れることはない」と力を込めた。日本軍を率いて戦死した栗林忠道中将の孫の新藤義孝元総務相も参列した。