桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口で4日に起きた爆発的噴火に関し、鹿児島地方気象台が火口から約3キロの地点で噴石を確認していたことが9日分かった。気象台によると、火口から3キロ離れた場所で大きな噴石が確認されたのは1986年11月以来、約34年ぶり。噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持している。

 気象庁は「大きな噴石が火口から2.5キロ以上に飛散」することを噴火警戒レベル5(避難)への引き上げ基準の一つにしている。しかし、気象台は「カメラで十分に確認できる噴石の飛散ではない」などとし、引き上げていない。