政府は21日、外務省高官級によるスウェーデンでの日朝接触を目指す方針を固めた。複数の政府筋が明らかにした。22日にも実施する方向で調整を図る。開催にこぎ着けた場合、日本人拉致問題の解決を北朝鮮に働き掛ける。

 「チャンスを逃さない決意」と訴える安倍晋三首相の意向を踏まえた対応。

 政府筋によると、日本側は外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と、北朝鮮の崔善姫外務次官の接触を北朝鮮に持ち掛ける予定。スウェーデンで日米高官協議に臨む金杉氏が、国際会議出席のために現地入りしている崔氏と面会し、拉致問題のほか、非核化に向けた日本政府の立場を説明する段取りを描く。