安倍晋三首相は9日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス対応のため通常国会閉会後に臨時国会を開くべきだと野党議員が求めたのに対し、明言を避けた。会期末を17日に迎える今国会の延長要求にも「国会が決めることだ」と述べるにとどめ、事実上拒否した。野党は、2020年度第2次補正予算案に10兆円の予備費を計上したのは、国会審議での追及を避けるためではないかと指摘。首相は「全く的外れな批判だ」と反論した。

 憲法は、衆参両院いずれかの総議員の4分の1以上が要求すれば、内閣が臨時国会の召集を決定しなければならないと定めている。