菅義偉首相は1日、米インド太平洋軍のアキリーノ司令官と官邸で面会し、日米同盟を強化する方針を確認した。東シナ海を含む中国の海洋進出を巡り「一方的な現状変更の試みに強く反対する」との認識を共有。岸信夫防衛相もアキリーノ氏と防衛省で会談し、中国の軍事的圧力を念頭に、台湾海峡の平和と安定の重要性で一致した。

 首相は「日米同盟のさらなる強化を米国と共に進めたい」と述べ、4月の首脳会談でもバイデン米大統領と合意したと強調。アキリーノ氏は4月末の就任後、初の外国訪問で来日したと語り「日米同盟は地域の平和と安定の礎だ」と応じた。