2022年の政局は夏の参院選に向け与野党攻防が激化する。自民党総裁の岸田文雄首相は先の衆院選に続き、参院選も勝利すれば長期政権が視野に入る。衆院選で議席減の立憲民主党は立て直しを図るが、参院選の勝敗を左右する改選1人区の野党候補一本化が課題。首相の不安材料は到来が懸念される新型コロナウイルス第6波だ。感染再拡大への対応を誤れば批判は必至で万全の政策遂行を迫られる。

 首相は1月17日召集予定の通常国会で、過去最大となる107兆円超の22年度予算の年度内成立に全力を挙げる。野党は膨張する防衛費や予算の無駄を精査する方針で、対決姿勢を強める。