政府は13日、岸田文雄首相がスイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)が主催するオンライン会議「ダボス・アジェンダ」で18日に演説すると発表した。関係者によると、成長と分配を好循環させる「新しい資本主義」への日本の取り組みをアピール。新型コロナウイルス禍で揺れる世界経済の変革に向けた議論をけん引したい考えだ。

 首相はこれまで新自由主義的な考え方が市場への過度な依存を招き、格差や貧困を拡大させ、気候変動問題も深刻化させたと主張。今回の会合で、問題意識に基づき「経済社会の大変革」の必要性を訴え、世界の政財界のリーダーと認識を共有する場と位置付ける。