国の文化審議会が世界文化遺産登録の候補に選んだ「佐渡島の金山」を巡り、新潟県の花角英世知事は19日の記者会見で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を正式決定していない政府に対し「不適当ではないか。棚上げや先送りはしないでもらいたい」と苦言を呈した。

 文化審議会は昨年末、佐渡金山を推薦候補に選定した。しかし、かつて朝鮮半島出身者が強制労働させられたと主張する韓国が反発。2023年に審査を受ける候補の推薦書提出期限が2月1日に迫る中、政府は「総合的に検討している」などとし、推薦決定を留保している。