デジタル庁は26日、石倉洋子デジタル監(73)が退任し、後任にデザイン業務の責任者、浅沼尚氏(45)が就く人事を発表した。26日付で、いずれも民間出身。昨年9月に発足した同庁は、職員を束ねる事務方トップが約8カ月で交代する異例の事態となった。

 牧島かれんデジタル相は記者会見で、退任した石倉氏について「本人に次の世代へ引き継ぎたいとの意向があった」と説明。「体調を崩した時期もあったが、テレワークで業務を遂行していた」と述べた。

 浅沼氏は、東芝で工業デザインなどに携わり、昨年9月からデジタル庁で「チーフ・デザイン・オフィサー」と呼ばれる役職に就いていた。