岸田文雄首相は20日午前、アイルランドのマーティン首相と官邸で会談した。両国首脳による会談は2013年以来。両氏はロシアが侵攻するウクライナに対し、結束して支援を続ける方針で一致。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携や、経済分野をはじめとした2国間協力も確認した。

 岸田首相は会談冒頭、ロシアのウクライナ侵攻に関し「欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と強調。ロシアに加え、東・南シナ海で海洋進出を活発化させる中国を念頭に「力による一方的な現状変更の試みは世界のどこであれ認められない」と述べ、連携を呼びかけた。