岸田文雄首相が最重要課題に位置付ける防衛力の抜本的強化に向け、近く新設する有識者会議の主な構成メンバー約10人が判明した。佐々江賢一郎元外務事務次官や黒江哲郎元防衛事務次官を含め外交・安全保障や科学技術、経済財政、報道など各分野の専門家で構成する。9月下旬に初会合を予定。年末に控える2023年度予算案編成や「国家安全保障戦略」など安保関連3文書改定に向け、提言を取りまとめる。複数の政府関係者が8日、明らかにした。

 有識者会議の名称は「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議(仮称)」。国際政治学が専門の京大大学院の中西寛教授らも参加する。