政府が、台湾海峡や南西諸島での有事を想定し、沖縄県・先島諸島などで住民用の避難シェルターの整備を検討していることが分かった。離島では住民が身を隠せる既存施設が不足しており、対応強化が必要だと判断した。年末までに改定する「国家安全保障戦略」では、国民保護の対応策充実を明記する方向で調整する。複数の政府関係者が15日、明らかにした。

 中国の軍備拡大を踏まえ、自衛隊は台湾に近い南西諸島への部隊配備を拡大させている。このうち日本最西端にある与那国島は台湾から約110キロしか離れておらず、有事の際に戦闘に巻き込まれる懸念が根強いことが背景にありそうだ。