政府が、防空能力強化のため新造する「イージス・システム搭載艦」2隻について、当初案より小型化し、機動力を高める方向で検討していることが分かった。最大級となる巨艦のため、イージス艦8隻など他の自衛艦との連携や共同運用がしにくいとの批判があった。敵基地攻撃能力に転用可能な米国製長距離巡航ミサイル「トマホーク」の装備も視野に入れるなど多用途化する。複数の政府関係者が8日、明らかにした。

 新イージス艦は、政府が断念した「イージス・アショア」計画の代替策として建造される。当初案では北朝鮮を想定して計画されたが、対中国で柔軟運用できる機能が必要と判断したもようだ。