岸田文雄首相が2日の参院予算委員会で、自身の長男翔太郎氏を首相秘書官に起用したことを巡り「それぞれ公の立場であるので仕事に専念しなければならないが、肉親であるのでほっとする瞬間もある」と効果を語る一幕があった。
れいわ新選組の山本太郎氏が「上司の目から長男の仕事ぶりをどう見えるか」と質問。首相は長男が能力を最大限発揮するよう努力する姿勢を持ってもらうことが大事だと指摘。「現在のところそういった姿勢をしっかり持って仕事をしている」と語った。
長男は10月に秘書官に就任。野党から「身内びいきだ」と疑問視する声があった。