防衛省が、陸上自衛隊で沖縄県の防衛・警備を担当し、那覇駐屯地に拠点を置く第15旅団の機能を強化し、大規模部隊とする方向で検討していることが3日、政府関係者への取材で分かった。旅団傘下にある主要部隊の普通科連隊を現行の一つから二つに増やす。トップの階級を陸将補から格上げし、陸将にする。政府が今月に改定する安全保障関連3文書にも盛り込まれる見通し。

 中国の海洋進出で懸念される台湾有事に備え、南西諸島周辺の離島防衛作戦の機動力を高めるのが狙い。自衛隊の拡大策は、中国との緊張関係をさらに高める恐れもある。