【北京共同】日中両政府は7日、局長級による「高級事務レベル海洋協議」を10日に東京都で開催すると発表した。対面開催は2019年5月に北海道小樽市で実施して以来、約4年ぶり。防衛当局の幹部間を直結するホットライン(専用回線)の運用開始が主要議題となる。

 日本側は外務省の船越健裕・アジア大洋州局長、中国側は洪亮・外務省国境海洋事務局長が団長を務める。日本の防衛省や海上保安庁、中国の国防省や海警局など両国の関係機関が参加する。

 日本外務省は7日の発表で「共に関心を有する幅広い問題について意見交換を行う」と表明した。